富士重、新社屋エビススバルビル公開…販売店を併設したショールーム

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富士重工業 新社屋 エビススバルビル
富士重工業 新社屋 エビススバルビル 全 16 枚 拡大写真

富士重工業は8月6日、東京都渋谷区恵比寿に竣工した新社屋「エビススバルビル」を報道陣に公開した。地下2階、地上12階の新社屋の1階には業界唯一となる販売店を併設したショールームを備えていることなどが特徴。

新社屋のショールーム面積は574平方mで、現本社の新宿スバルビルの5.6倍。展示できる車両は屋内10台、外3台と、現在の2台から大幅に増える。

主力車種のほかSTI(スバルテクニカインターナショナル)限定車、モータースポーツ参戦車などを展示するほか、8月31日には鈴鹿サーキットで開催されるスーパーGT第6戦のパブリックビューイングを行うなど、ショールームを使った各種イベントも今後実施していくという。

また東京スバル恵比寿店を併設し、メーカーショールームとしてだけでなく、試乗、見積もり、アフターサービスといったディーラー機能も備えている。

3階のイベントホール「EBiS 303」は広さ約740平方mの無柱空間に最大1200人の利用が可能。さらに5階には貸会議室もある。

富士重本社として使用するスペースは7階より上のフロア。執務スペースは幅44m、奥行き20m、天井高2.9mと広く、柱が少ないうえ、北および南側を全面ガラスにすることで開放的な空間になっている。

最上階の12階はスカイテリアと名付けられた社員食堂フロア。300人を収容でき、イベントスペースとして活用することもできる。また水曜日のノー残業デーの夜にはバーとしても利用でき、定時後17時15分から20時30分までアルコールやおつまみなどが提供されるという。新社屋では8月18日から業務が開始される。

《小松哲也》

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