キャンピングカー“三種の神器”が判明…ヒーター、冷蔵庫、トイレ

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日本RV協会の調査
日本RV協会の調査 全 4 枚 拡大写真

日本RV協会では、このほどキャンピングカーに搭載される装備品に関して、ユーザーが何を便利と思っているか、またそれらの装備品をどのように使っているかを調査した。

この結果、暖房機のFFヒーターや冷蔵庫、トイレなどが人気を集めていることが明らかになった。また蓄電システムとして重要なサブバッテリーについては2個以上搭載している人が7割近くいることも判明した。

エアコン以外の装備品に関して全体的に見てみると、キャンピングカーに搭載される装備品のなかで、ユーザーが一番便利だと感じているものは、「FFヒーター」と呼ばれる暖房装置でした。

FFヒーターは、車のエンジンをかけずに車内で使える暖房器具のことで、アイドリングによる騒音や排ガスが発生しないため、キャンピングカーでは広く普及している。

その暖房装置に続いて人気があったのは「冷蔵庫」。22%の人がこれを便利だと感じている。日本全国にコンビニや自動販売機が普及し、夏場に冷たい飲み物を入手しやすい環境が整っていたとしても、渋滞中にも冷たい飲料がすぐ取り出せる冷蔵庫は、それなりに便利な装備として認定されている。

3番目には「トイレ機能」が入った。道の駅や高速道路のSA・PAなどトイレを使える環境が増えたとはいえ、悪天候の夜に車中泊したりするときは車内にトイレがあった方が楽だという判断があったと思われる。また、キャンピングカーユーザーにもシニア層が増えて頻尿を訴える人も多くなり、車内にトイレがあってよかったと考える人が増えた結果が現れているという。

車中泊に必要なものランキング! キャンピングカー装備の人気調査

《礒崎遼太郎@CycleStyle》

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