スバル、米国で追加リコール…タカタ製 助手席エアバッグの不具合

自動車 テクノロジー 安全
先代 スバル レガシィ(米国仕様)
先代 スバル レガシィ(米国仕様) 全 2 枚 拡大写真

大規模なリコール(回収・無償修理)に発展したタカタ製の助手席エアバッグの不具合。この不具合で、スバル(富士重工)が、米国で追加リコールを行う。

今回のリコールは、助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがある。

8月5日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は、スバルの米国法人、スバルオブアメリカから、タカタ製の助手席エアバッグの不具合による追加リコールの届け出を受けたと公表。

NHTSAによると、2003-2005年モデルの『レガシィ』、『アウトバック』、『バハ』(レガシィのピックアップ仕様)と、2004-2005年モデル『インプレッサ』(WRX含む)が、タカタ製の助手席エアバッグの不具合に起因する追加リコールに該当。米国のフロリダ州やハワイ州などで販売された車両が、リコールの対象になる。

《森脇稔》

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