タイムズモビリティネットワークスは、8月9日より“タイムズステーション有楽町イトシア店”にて、ヒストリックスポーツカーのレンタルを開始する。
同社事業統括本部本部長の秋田剛児さんは、「レンタカーやカーシェアリングは、クルマを持っていない人にはアプローチできるが、現在保有している方には、普通に勧めても必要性を感じてもらえないことから開拓できない。そこで、こういう人たちに何かアプローチする手段はないかを考えた」と新規ビジネスへのきっかけを話す。
「2台目や3台目を買う余裕はあるものの、(駐車場などの)物理的な要件で購入を見合わせていたり、スポーツカーは欲しいが、家族の反対にあって購入できない人もいるだろう。そこに活路があるのではないかと、色々車種を考えながら、まずはやってみようと、今回の開始に踏み切った」と話す。
今後について秋田さんは、「車種や、拠点を広げることが次のステップとして考えなければいけないところだ」と述べる。
その車種は、アルファロメオ『スパイダー』(1987)とウエストフィールド『スーパー7』(1991年)で、近くマツダ『RX-7カブリオレ』(1991年)と『フェアレディZ(S30)』が追加される予定だ。秋田さんは、「現在はクルマ好きのためのクルマが設定されているが、今後は、もっと違う世界のクルマの可能性があるかもしれないし、クルマの貸し方、サービスとしてのやり方に違いがあるかもしれない。お客様との会話の中で考えながら、様々なアイディアをひとつひとつ試しながら進めて行きたい」と語った。