仕事帰りにお小遣いで乗れるヒストリックカー体験…タイムズのレンタカー

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アルファロメオ・スパイダー
アルファロメオ・スパイダー 全 16 枚 拡大写真

タイムズモビリティネットワークスが開始したヒストリックカーのレンタルビジネスには、アルファロメオ『スパイダー』、ウエストフィールド『スーパー7』、マツダ『RX-7カブリオレ』が用意される。料金は1時間当たり2700円(税込)である。

この3台を選んだ理由について、同社事業統括本部本部長の秋田剛児さんは、「仕事帰りに、ビジネスマンのお小遣いで乗れるクルマで、どれだけエッジが立つかを考え選んだ」と話す。

「例えばフェラーリやポルシェなどで行おうと思えば可能であったが、仕事帰りにビジネスマンが自分のお小遣いで乗ることが出来る値段を考えると、さすがに高すぎて無理だ。そこで、そういう予算の範囲内で、他の大手のレンタカー会社がやらないクルマを探した」と述べ、「スーパー7は絶対にないだろうし、アルファロメオスパイダーは、誰もが美しいと思うクルマにもかかわらず、こういうクルマも扱いがない。そして、RX-7は、もともと当社はマツダレンタリースが会社の始まりなので、ロータリーをもう一度扱いたいと選んだ」という。

今後は、『フェアレディZ(S30)』を準備していると秋田さん。「40から60歳代の方たちにとって、このフェアレディZは憧れの的だった。そういうクルマを選んで、皆さんにノスタルジーを感じて、ちょっと乗ってみたいとか、昔乗っていたからもう一度などと思ってもらいたい。また、きょうはちょっと仕事に疲れたから久しぶりにクルマに乗ろうなど、出来れば繰り返し使ってもらえたら嬉しい」と想いを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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