【アジアクロスカントリーラリー14】三菱 アウトランダー PHEV、マッド路面に足止めもタイムアウトせずにゴール

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【アジアクロスカントリーラリー14】三菱 アウトランダー PHEV、マッド路面に足止めもタイムアウトせずにゴール
【アジアクロスカントリーラリー14】三菱 アウトランダー PHEV、マッド路面に足止めもタイムアウトせずにゴール 全 7 枚 拡大写真

セレモニアルスタートを終えたアジアクロスカントリーラリーは、8月10日いよいよ本格的な競技に入った。

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この日のメニューはタイ王国パタヤをスタート、カンボジアとの国境の町、サケオまで約400kmの移動するもの。この400kmのなかには約200kmのSSも含んでいる。

SSのスタートはゴムプランテーションのなかにある林道。フラットダートな路面状況でアウトランダーPHEVの得意とするシチュエーション。EVらしくスタート直後はエンジンが始動させず滑るように走り出した。

しかし、今回のSSはスタート地点のようなフラットなダートばかりでなく、その多くは非常に深いマッド路面であった。SSスタートから18km地点はとくにひどく、地元の農家の耕耘機でほじくり返された深いわだちに覆われていた。昨年よりも車高をアップしてたアウトランダーPHEVだが、さすがにこのわだちには歯が立たずスタックを余儀なくされる。

約2時間の足止めを食いながらもどうにか脱出することに成功したアウトランダーPHEVは、オンコースで先に進みつつ、深いマッド路面が予想される場所ではあえて長い距離となる迂回を行いSSの約3分2の距離にあるタイムコントロールまで到着した。この後のSSをオンコースで走ってもタイムアウトする可能性を感じたドライバーの青木孝次選手はオンコースを諦めて迂回を決意。タイムアウト前にゴールすることができ、総合13位でこの日を終えた。

青木選手はゴール後、「マシンのポテンシャルはアップしているものの、あれだけ深いわだちには歯が立たなかった。車高が上がっている分、行けそうだという気持ちも強くなりついつい入ってしまったのかも知れない。車両重量が軽くなっているので、スタックしたときの脱出も昨年よりも楽にできる。再発進時もモーターと特性で回転を上げることなくトルクで走れるので非常に走りやすい」とコメント。

また同行している三菱自動車の開発本部技術企画部の田中泰男氏は「昨年出たさまざまな問題点を解決していて、それをドライバーに感じてもらえているのがいい点。今日は無事にゴールに戻ってきてくれてホッとしている。これから長い道のりだがとくかく完走を目指したい」と語った。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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