クラリオンは、米国スバル(SOA)が2015年モデル『レガシィ』『アウトバック』へ搭載する次世代インフォテイメントシステム「スバルスターリンク」に、クラウド情報ネットワークサービス「スマートアクセス」が採用されたと発表した。
スマートアクセスが、自動車メーカーにOEM採用されるのは、今回が初となる。
クラリオン、スバルの共同開発によるスバルスターリンクは、車両に搭載するヘッドユニットを介し、高度なクラウド接続とiHeartRadioを含むスマートフォンアプリやサービスへスムーズなアクセスを提供するサービス。新型レガシィ、アウトバックユーザーは、スマートアクセスのプラットフォームを経由し簡単にクラウドへ接続することができる。
新システムは iPhoneやAndroidスマートフォンの両方をサポートできる設計で、車両に標準装備するBluetoothシステムを使いヘッドユニットのディスプレイに自分のデバイスを接続、安全かつ簡単に選択してアプリやサービスにアクセスすることを実現する。
iHeartRadioは、オールインワンデジタル音楽サービスを提供、無料アプリ内で試聴できる数千ものラジオ局からの音楽を楽しめるとともに、ニュースや天気情報も提供。加えて、自動的に車両のヘッドユニットのディスプレイに直接ユーザーのカレンダデータをリンクすることもできる。
スバルスターリンクは現在、Google PlayとApp Storeから無料でダウンロードでき、同技術は今後、北米市場で発売されるスバル車に順次提供される計画だ。