マレーシア航空、ついに国営化へ…撃墜事件の余波で客数激減

航空 企業動向
閉鎖されたマレーシア航空カウンター(クアラルンプール国際空港)
閉鎖されたマレーシア航空カウンター(クアラルンプール国際空港) 全 3 枚 拡大写真

【マレーシア】マレーシア国営投資会社カザナ・ナショナルは8日、マレーシア航空(MAS)の未保有株式約69・4%を全て取得し、完全国有化する方針を明らかにした。

 MASは格安航空会社(LCC)が航空市場の環境が変化する中、経営改革やコスト削減に失敗し、赤字経営を強いられていた。今年に入ると、北京行き旅客機が行方不明となって未だに発見されていない事件、ウクライナ東部上空で起きた撃墜事件が相次ぎ、乗客離れが加速。完全国有化以外に再建の道はないと判断した。

 ナジブ首相は「徹底した経営体制の見直しで、ナショナルキャリアとして復活可能だ」と述べたが、経営再建の道のりは険しい。

マレーシア航空、完全国有化へ

《newsclip》

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