マレーシア航空、ついに国営化へ…撃墜事件の余波で客数激減

航空 企業動向
閉鎖されたマレーシア航空カウンター(クアラルンプール国際空港)
閉鎖されたマレーシア航空カウンター(クアラルンプール国際空港) 全 3 枚 拡大写真

【マレーシア】マレーシア国営投資会社カザナ・ナショナルは8日、マレーシア航空(MAS)の未保有株式約69・4%を全て取得し、完全国有化する方針を明らかにした。

 MASは格安航空会社(LCC)が航空市場の環境が変化する中、経営改革やコスト削減に失敗し、赤字経営を強いられていた。今年に入ると、北京行き旅客機が行方不明となって未だに発見されていない事件、ウクライナ東部上空で起きた撃墜事件が相次ぎ、乗客離れが加速。完全国有化以外に再建の道はないと判断した。

 ナジブ首相は「徹底した経営体制の見直しで、ナショナルキャリアとして復活可能だ」と述べたが、経営再建の道のりは険しい。

マレーシア航空、完全国有化へ

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る