【新聞ウォッチ】中国ビジネスの危うさ、独禁法違反でVWに300億円の罰金も

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年8月13日付

●新政府機ANAが整備、日航から「奪取」B777(読売・2面)

●自動車分野協議再開へ、TPPで日米論点を確認(毎日・4面)

●中国、VWに罰金300億円か、独禁法違反日系企業も近く結果(産経・8面)

●御巣鷹祈り新た、日航機墜落29年(東京・1面)

●船橋オート廃止を表明(東京・22面)

●研究開発「海外で拡充」2割、今年度投資4%増、本社調査(日経・1面)

●タタ、格安車路線を転換、高級感中間層向け (日経・9面)

●現代、韓国でも燃費訂正、米に続き、ブランドに傷 (日経・9面)

●ザ・プロジェクト明日を拓く、日産「自動運転」先駆者に(日経・12面)

ひとくちコメント

お盆休みに入り、「企業ニュース」がほとんど見当たらない紙面構成の中では気になるネタをピックアップするのも限界に近い。

そんなときは外電を頼りにするしかないようだが、中国紙の「経済観察報」の電子版によると、中国当局が独自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)の中国合弁企業に対し、独占禁止法違反で18億元(約300億円)の罰金を科す見通しだと報じたという。

記事によると、中国当局は、VWが中国で発売している高級車アウディの部品価格を不当に高くしているとして、問題視しており、2008年に中国が独禁法を施行して以降、最高の金額になるそうだ。

また、VWの罰金は対岸の火事ではなく、調査対象には、ドイツのメルセデスベンツやBMW、米クライスラーのほか、日系12社が含まれており、当局はトヨタ自動車などの日系企業に対しても「近く結果が明らかになる」という。

共同配信の記事を掲載したきょうの産経には「一連の調査は国内産業の保護を狙った当局による外資たたきとの見方も出ている」と報じている。

世界一の自動車市場を無視するわけにはいかないが、「中国ビジネス」は常識では考えられないような想定外の危うさを常にはらんでいるようだ。

《福田俊之》

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