【マツダ デミオ 歴代モデル】コンパクトへの転身、SKYACTIV第一号の3代目[写真蔵]
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スペースと実用性を最大限追求した初代、2代目のコンセプトから大きく方向転換をし、コンパクトなハッチバックタイプのボディへと変貌した3代目。ライバルの多くがボディを大型する中、全長、全高を縮小し、2代目から100kg軽量化を果たした。
世界での評価が高かったのも3代目の特徴である。販売を開始した2007年には、初代に引き続きRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、欧州カー・オブ・ザ・イヤーで2位を獲得。翌2008年には2007年度のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
同社の『ミレーニア』以来となるミラーサイクルエンジンを搭載したことでも話題となったが、2011年のマイナーチェンジでは、マツダ車として初めてスカイアクティブテクノロジーを搭載した「SKYACTIV-G 1.3」が登場。アイドリングストップ機構「i-stop」の採用と合わせ、燃費はハイブリッド車種並み(当時)の30km/リットル(10・15モード燃費)を達成した。
《編集部》