トヨタ 86 と スバル BRZ、米国が認めた最高の衝突安全性能[動画]

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サイオンFR-S(トヨタ86)の米IIHSスモールオーバーラップ衝突テスト
サイオンFR-S(トヨタ86)の米IIHSスモールオーバーラップ衝突テスト 全 1 枚 拡大写真

7月末、米国IIHS(道路安全保険協会)から、「2014トップセーフティピック」に指定されたサイオン『FR-S』(日本名:トヨタ『86』)とスバル『BRZ』の2014年モデル。その衝突テストの映像が、ネット上で公開されている。

IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで実施。ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価する。

さらにIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと、横転を想定したルーフ強度テストも行う。また今回、サイオンFR-Sの2014年型は、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストを受けた。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。

サイオンFR-SのIIHSの衝突テストでは、通常の前面衝突、側面衝突、ルーフ強度テスト、追突時のむち打ち確認テストの4つのテストで、最高のGOOD(優)評価。ただし、スモールオーバーラップテストの判定は、4段階評価で上から2番目のACCEPTABLEだった。

通常の衝突テストに、スモールオーバーラップテストの判定を加えた結果、サイオンFR-Sの2014年モデルは、IIHSから2014トップセーフティピックに認定された。その優れた衝突安全性能は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

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