英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは8月14日、「スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)」のテクニカルセンターを、英国ライトンに建設すると発表した。
ジャガー・ランドローバーは2014年6月、SVOを新たに立ち上げた。SVOは、ジャガーとランドローバーの顧客の細かい好みに応じたカスタマイズを、専門に行う新しい部門。個性的な1台を求める顧客のニーズに応えて、高性能車や超高級仕様、コレクターエディション的な限定車の開発を手がける。
そのSVOの専用工場になるのが、テクニカルセンター。今回、ジャガー・ランドローバーは、SVOのテクニカルセンターを、英国ライトンに建設することを決定した。
ライトンに建設されるSVOのテクニカルセンターでは、100名の熟練したエンジニアを新たに雇用する予定。既存の研究開発部門と連携し、超高級車や高性能車を生産していく。
なお、SVOから生み出される最初のモデルは、ジャガー『Fタイプ・プロジェクト7』になる計画。同車は全世界に向けて、250台が限定生産される。