自然科学研究機構、韓国天文宇宙科学研究院とアルマ望遠鏡に関する協定を締結

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自然科学研究機構は、韓国天文宇宙科学研究院(KASI)との間で、アルマ望遠鏡に関する協定書に署名したと発表した。日本と台湾からなるアルマ望遠鏡東アジアコンソーシアムに韓国が加わることになる。

日本と韓国は、天文学でこれまでも活発に共同研究が行われてきた。2001年には、国立天文台野辺山宇宙電波観測所の45m電波望遠鏡と、韓国大徳電波天文台の14m電波望遠鏡を結んだ初めての超長基線電波干渉計(VLBI)観測に成功している。翌年には、国立天文台とKASIが正式に協定を結び共同研究を推進してきた。

また、アルマ望遠鏡に関しても、2012年3月に国立天文台とKASIが協力協定に調印している。

今回の協定により、正式に韓国がアルマ望遠鏡プロジェクトに参加し、アルマ望遠鏡の運用と新規観測装置の開発に加わる。自然科学研究機構では、日本と韓国の間で電波天文学分野における協力がより一層緊密になり、東アジア地域で、多彩で強力な研究を推進できるとしている。

《レスポンス編集部》

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