ヒュンダイ ジェネシス クーペ、米国で2015年型…2.0ターボ廃止でV6に1本化

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ヒュンダイ ジェネシス クーペの2015年型
ヒュンダイ ジェネシス クーペの2015年型 全 3 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の米国法人、ヒュンダイモーターアメリカは、『ジェネシス クーペ』の2015年モデルを米国で発表した。

ジェネシス クーペは2008年3月、ニューヨークモーターショーで初公開。ヒュンダイとしては初の駆動方式FRのスポーツクーペで、トップグレードには3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジン(最大出力310ps、最大トルク36.8kgm)を搭載。足回りは、ブレンボ製ブレーキなどで強化した。

2012年1月のデトロイトモーターショー12では、デビュー以来、初の大幅改良を施した2013年モデルを発表。フロントマスクを一新した。3.8リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、直噴化や連続可変バルブタイミング機構採用などの改良を受け、最大出力348ps/6400rpm、最大トルク40.8kgm/5300rpmを発生。これは従来比で、42ps、4kgmの強化にあたる。

さらに、2.0リットル直列4気筒ガソリンの「2.0T」グレードでは、新しいツインスクロールターボチャージャーや高効率のインタークーラーを採用。最大出力は30%アップの274ps、最大トルクは23%アップの38kgmを獲得した。トランスミッションは、6速MTと8速AT。

今回、米国で発表された2015年モデルでは、エンジンを3.8リットルV6に一本化。2.0リットル直4ターボは、ラインアップから消滅した。その代わりに、3.8リットルV6搭載車に、価格を抑えたベースグレードを設定。米国価格は、2万6750ドル(約270万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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