JR北海道、倶知安駅110周年で記念切符発売…写真展も実施

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倶知安駅で発売される記念切符のイメージ(一部)。同駅は10月15日に開業110周年を迎える。
倶知安駅で発売される記念切符のイメージ(一部)。同駅は10月15日に開業110周年を迎える。 全 1 枚 拡大写真

JR北海道は8月20日、函館本線長万部~小樽間(山線区間)の倶知安駅(北海道倶知安町)開業110周年にあわせ、記念切符販売や写真展を行うと発表した。

倶知安駅は1904年10月15日、山線区間の全通と同時に開業。当初は北海道鉄道の駅だったが1907年に国有化され、1987年の国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となった。現在はSL列車『SLニセコ号』の運転時にC11形蒸気機関車の給炭水作業が行われる駅としても知られている。

記念切符は9月20日から、「倶知安駅開業110周年記念『SLニセコ号入場券セット』」(850円)と「山線全通110周年『記念入場券セット』」(3230円)の2種類を発売。「倶知安駅」セットは倶知安駅のD型硬券入場券5枚と専用台紙をセットにして販売し、「山線」セットは長万部~小樽間にある全19駅のD型硬券入場券を専用台紙付きで販売する。発売数は「倶知安」が1100セット、「山線」が110セット。いずれも倶知安駅だけで発売し、ばら売りや通信販売は行わない。

写真展は9月20日から10月10日まで、駅舎内の待合室などで開催する予定。写真愛好家の協力により、「山線を走る列車」の写真パネルを展示する。

このほか、倶知安駅をフラッグや横断幕で装飾。同じく110周年を迎える目名・蘭越・昆布・ニセコ・比羅夫・小沢各駅でも記念フラッグを掲出する。10月中旬にはSL列車『SLニセコ号』の出発合図セレモニーなども行われる予定だ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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