業界天気図、自動車製造は「快晴」から「晴れ」へ悪化…帝国データバンク

自動車 ビジネス 企業動向
業界天気図の構成比
業界天気図の構成比 全 1 枚 拡大写真

帝国データバンクは、100業界219業種について、各業界の企業業績や経営環境に基づいた2013年度(2013年4月~2014年3月)の動向と2014年度(2014年4月~2015年3月)の展望を調査し、「業界天気図」にまとめた。

業界天気図は、最も良い「快晴」から、「晴れ」「薄日」「曇り」「小雨」「雨」、最も悪い「雷雨」まで、7段階で表した。

「快晴」「晴れ」「薄日」の3段階を「晴天」に、「小雨」「雨」「雷雨」の3段階を「雨天」に分類すると、2013年度の動向は全219業種中81業種(構成比37.0%)が「晴天」と、前年度(42業種)から39業種増加。2014年度の展望では、「晴天」は71業種(同32.4%)と、前年度から10業種減少の見込み。

また、2014年度の天気の好転・悪化状況を見ると、2013年度からの「好転」は18業種(同8.2%)にとどまり、前年度(89業種)から大幅に減少する見通し。消費税増税の影響から、住宅業界やその周辺業界、また「百貨店」「衣料品小売」といった流通・小売業界など、計31業種(前年度比+23業種)で悪化を見込む。

なお、「自動車製造」は、消費税増税後の反動減で国内市場が停滞。海外市場は引き続き好調を見込むものの、前年度に寄与した円安効果も一巡するうえ、新興国通貨安なども懸念されることから、「快晴」から「晴れ」へ悪化する見通しとした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  2. オフロード車とスーパーカーの境界を打ち破る、800馬力のブラバス『Gクラス』発表
  3. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  4. 日産、追加の大リストラ策、2万人規模の人員削減検討[新聞ウォッチ]
  5. EVが気になるけれど、自宅充電が無い状態で購入したらどうなるの?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る