川崎汽船、ABS船級の日本籍化を初めて実現…日本船舶の増加に貢献

船舶 企業動向
川崎汽船(参考画像)
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川崎汽船は、米国船級協会アメリカン・ビューロー・オブ・シッピング(ABS)の船級として登録されている同社運航のVLCC「YAMATOGAWA」が、日本船舶(日本籍船)として船級登録船舶になったと発表した。

同船は、2006年12月に外国籍のABS船級船として竣工して以来、国内の顧客による日本向け原油輸送に従事してきた。

川崎汽船では、外航日本船舶の計画的増加を図る政府の政策に沿って、日本船舶の保有・運航隻数を継続的に増加させている。

2012年12月21日に、ABSが国土交通省から外航海運に用いられる日本船舶について、船舶安全法及び海上汚染防止法に基づく検査実施団体として認可・登録されたことを受け、同船の船籍国を日本国へ変更することを国土交通省海事局、ABSを始めとした関係者と協議を続けてきた。この結果、今回、ABS船級で初めて日本籍化を実現した。

船は、ABS船級の日本船舶の第1号案件であるのに加え、外国船級協会登録船全体においても日本船舶の第1号案件となる。

川崎汽船では、日本船舶を確保するための様々な選択肢が出現していることを踏まえ、今後も積極的な日本船舶の確保を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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