東京のど真ん中でアウディの四駆を楽しむ…モジュール活用で実現

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8月30日に東京・虎ノ門にオープンする「アウディ クワトロパーク」
8月30日に東京・虎ノ門にオープンする「アウディ クワトロパーク」 全 9 枚 拡大写真

アウディジャパンは、虎の門ヒルズ(東京都港区)向かいに“アウディクワトロパーク”を8月30日より2015年春までの期間限定でオープンする。

アウディクワトロパークは、“クワトロエクスペリエンス”と“プレミアムテストドライブ”の2つの体験試乗が出来る。クワトロエクスペリエンスは、30度の斜面を斜めに走ることが出来るほか、敷地内に設置されたいくつかのモジュールにより、クワトロの性能が体験できる。プレミアムテストドライブは、クワトロのラインナップの中で、ハイエンドやスポーツモデルの公道試乗を行うものだ。

開設のきっかけについて、同社ブランドプロモーション&広報室 ブランドプロモーションスペシャリストの中原英貴さんは、「アウディドライビングエクスペリエンスというプログラムがドイツ本社にあり、日本でも氷雪路でのクワトロドライブの体験などが開催されている。そのプログラムのひとつに、クワトロエクスペリエンスで使っているモジュールを利用したものがいくつかあり、以前から日本でも開催してはという話しがあった」という。

そして、「今回、虎の門ヒルズのオープンに際し、タイミングよくその向かいのスペースが空いていたことから、ここにモジュールを設置することが出来ないかと検討し、開設するに至った」と話す。

中原さんは、「モジュールを使う場合は、通常、スキー場やリゾート地の空き地や、空港などの広大な場所で開催する。しかし、それを都心のど真ん中に接地することで、より多くの人に体験してもらうことがコンセプトだ」と説明。

「クルマは乗らないとイメージが伝わらない。特に四輪駆動の性能などは、普通の道を走っても伝わらないので、うまくモジュールを使うことで、クワトロの良さを感じてもらうきっかけにつながれば」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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