日本車の13年度海外生産比率は最高の63%に

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14年1月に稼働したマツダのメキシコ工場
14年1月に稼働したマツダのメキシコ工場 全 1 枚 拡大写真

日本メーカーが2013年度に海外で生産した自動車は前年度を6.3%上回る1687万台となり、海外生産比率は63.0%と、2年連続で6割を突破して最高を更新した。

日本自動車工業会がこのほど公表した海外生産統計によると、13年度は初めて1600万台を突破して4年連続の過去最高となった。08年のリーマン・ショック後から13年にかけての超円高を背景に、各社の海外への生産移転の加速を映している。

ここ2~3年でアジアや北米で建設してきた各社の工場が一斉に稼働したことを示している。地域で最も多かったのは中国が含まれるアジア前年度比5%増の902万台。次いで北米の458万台(8%増)、欧州の162万台(13%増)などとなった。海外生産は05年度に1000万台を突破後、ずっと大台を維持しており、13年度は10年前との比較では1.9倍に拡大した。

《池原照雄》

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