【モスクワモーターショー14】販売台数の70%は「クワトロ」…アウディ躍進の舞台整うロシア

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アウディブース(モスクワモーターショー14)
アウディブース(モスクワモーターショー14) 全 35 枚 拡大写真

モスクワモーターショー14のプレスカンファレンスにおいて、アウディはロシアにおける2013年の新車販売台数のうち、70%が四輪駆動システム「クワトロ」搭載車であることを明らかにした。

【画像全35枚】

2013年におけるアウディのロシア新車販売台数は3万6150台。ロシアにおけるアウディの主力車種は、『Q3』(8510台)や『Q5』(6667台)といったSUVを筆頭に、『A4』(4909台)、『A6』(4758台)と続く。それらのうち、2万5000台以上が「クワトロ」搭載車となる(括弧内の数字は2013年のロシア新車販売台数)。

雪国であるロシアは四輪駆動車の販売台数が多くを占める。また、モスクワなど都市部は世界有数の高級車市場であり、ヨーロッパ系ブランド志向も強いことから、アウディにとってはこれ以上ない躍進の舞台が整っている。

一方、メルセデスベンツは4万4381台、BMWは4万2071台を2013年に売り上げている。アウディは「クワトロ」を軸に巻き返しを図る構えだ。

《瓜生洋明》

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