重傷ひき逃げで陸上自衛官の男を逮捕

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8月31日午前10時45分ごろ、新潟県魚沼市内の国道17号で、道路沿いの駐車場から進出してきた原付バイクに対し、国道を進行していた乗用車が衝突する事故が起きた。バイクの運転者が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に43歳の自衛官の男を逮捕している。

新潟県警・小出署によると、現場は魚沼市原虫野付近で片側1車線の直線区間。同市内に在住する70歳の女性が運転する原付バイクは、道路に隣接するスーパーマーケットの駐車場から国道に進出しようとしたところ、国道を右方向から進行してきた乗用車と衝突した。

この事故で女性はバイクごと弾き飛ばされ、右足や骨盤を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から群馬県高崎市内に在住する43歳の陸上自衛官の男が関与したものとして、家族を通して出頭を促していたが、同日夜に男が自宅近くの交番へ出頭。同署員が出向いて事情を聞いたところ、容疑への関与を認めたために自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で9月1日に逮捕している。

事故当日、男は非番だった。聴取に対しては「衝突には気づいたが、部内での処分を恐れて逃げてしまった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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