ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは8月28日、ドイツ・デュッセルドルフで開幕したキャンピングカーショーにおいて、『マルコポーロ・アクティビティ』を初公開した。
同車はメルセデスベンツの商用車、『ヴィトー』の新型をベースに開発されたキャンピングカー。ベース車両のヴィトーは7月末、モデルチェンジを受けたばかり。同車のキャンピングカーが、早くも登場した。
ところで、ヴィトーの乗用ミニバン、メルセデスベンツ『Vクラス』の新型にも、「マルコポーロ」を名乗るキャンピングカーが欧州で用意される。今回発表されたマルコポーロ・アクティビティは、商用車のヴィトーベースらしく、Vクラスに対して、一部装備を簡素化している。
マルコポーロ・アクティビティでは、最大5名が乗車可能。後席は3名がけのベンチシートとなっており、前後にスライドさせて、荷室容量を変更する。ポップアップルーフの中には、ベッドを完備。
ドイツでのベース価格は、3万8960ユーロ(約535万円)。新型Vクラスベースのマルコポーロに対して、1万5875ユーロ(約220万円)安い価格を実現している。