在日米軍・横田基地は今週末の6日と7日に「横田基地友好祭」を開催するが、普天間基地に配備されているティルトローター機「MV-22 オスプレイ」を地上展示することが決まった。4日夕方に防衛省・北関東防衛局を通じ、横田基地周辺の自治体に通告された。
MV-22 オスプレイは今年7月以降、関東への飛来を本格化している。横田基地には7月中旬と8月下旬の2回飛来しており、友好祭での展示を期待する航空ファンは多かったが、その一方で基地周辺の自治体(5市1町)で構成される横田基地周辺市町基地対策連絡会は、米軍に対して「展示を見送るように」と要請していたといわれている。
展示されるのは2機で、5日午後に横田基地へ飛来して、6日と7日に展示。8日に普天間へ向けて帰投するスケジュールとなっている。途中の中継地(岩国)を含め、天候が悪化した場合には飛来の中止を含め、計画が変更される可能性がある。
関東地方での一般向けにオスプレイ展示は今回が初めて。内部に立ち入ることはできず、外観のみの公開となる模様だ。