『成田エクスプレス』富士急線直通が好調…運行期間も延長

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総武本線を走る『NEX』。このほど富士急行線への直通期間が11月30日まで延長された。
総武本線を走る『NEX』。このほど富士急行線への直通期間が11月30日まで延長された。 全 3 枚 拡大写真

富士急行は9月5日、特急『成田エクスプレス(NEX)』の富士急行線河口湖駅(山梨県富士河口湖町)までの直通運転について、直通期間を11月30日まで延長すると発表した。

『NEX』は首都圏各地と成田空港を結ぶ、JR東日本の空港アクセス特急。通常は大船・横浜・高尾・大宮・池袋・新宿・品川~成田空港間で運転されている。JR東日本と富士急行は7月26日から、訪日外国人観光客の誘致策として『NEX10・41号』の運転区間を富士山麓の富士急行線まで拡大。河口湖~成田空港間で直通運転を行っている。

富士急行によると、『NEX』の富士急行線直通運転は当初、7月26日から9月28日までの土曜・休日に実施する予定だったが、乗客数が当初の予想を大きく上回っており、運行開始からの乗客数は3000人に達していることから、直通期間の延長を決めた。訪日外国人客が7月に過去最高の127万人を記録した影響もあり、『NEX』の富士急行線内(大月~河口湖)における外国人観光客の割合は約3割に及んでいるという。

延長期間の運転日は10月4日から11月30日までの土曜・休日。直通運転を行うのは現在と同じ『NEX10・41号』で、河口湖駅と成田空港駅の発着時刻も変更しない。

《草町義和》

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