イオンと花王、東京~福岡間で鉄道コンテナを共同利用

鉄道 企業動向
イオンと花王によるコンテナ共同利用のイメージ。往路は花王の製品を載せ、復路はイオンの製品を運ぶ。
イオンと花王によるコンテナ共同利用のイメージ。往路は花王の製品を載せ、復路はイオンの製品を運ぶ。 全 2 枚 拡大写真

イオン連結子会社のイオングローバルSCMと花王のロジスティクス部門は9月4日から、鉄道コンテナの共同利用を始めた。JR貨物の協力により、東京貨物ターミナル(東京都品川区)~北九州貨物ターミナル(北九州市門司区)間でコンテナを共同利用する。

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イオンと花王の発表によると、積載量が大型トラック1台分とほぼ同じ31フィートコンテナを使用。往路は花王の川崎工場で製造された商品を北九州の倉庫まで運び、復路は福岡にあるイオンのプライベートブランド「トップバリュ」の飲料製造工場から千葉の地域配送センターまで、トップバリュ商品を運ぶ。この往復共同利用により、従来のトラック輸送に比べ往復約2.8t程度の二酸化炭素排出量(CO2)の削減が図られる。

両社は今年4月から8月にかけて実証検討を実施。当初は12フィートコンテナを使用した予備検証から始め、続いて31フィートコンテナによる輸送テストを行った。往路は花王の香り付き洗浄剤を載せる一方、復路はイオンのペットボトル入り飲料水を載せることから、製品に香りが移ることが懸念されたが、臭気計による計測や官能評価を行った結果、特別な対策を講じる必要がないことを確認したという。

両社は「他の路線での計画も視野に入れ、さらなる環境負荷低減への貢献を推進していきます」「今回の成果に基づき、異業種企業連携を含めたさまざまなお取引さまとの連携を拡げていきたいと考えています」としており、鉄道コンテナの往復共同利用を拡大していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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