長野の老舗味噌メーカーであるマルコメは9月5日、「いままでにない新しい味噌汁」の開発にあわせ、「マルコメ×味噌汁’sコラボキッチンカー」の制作を発表。同月13日からの「氣志團万博2014」(千葉・袖ヶ浦海浜公園)で巡業デビューする。
同社が「いままで出会ったことのない、前代未聞の味噌汁」と言う新しい味噌汁は、ロックバンド「味噌汁's」とのコラボレーションによるもの。蔵で熟成中の味噌に、爆音のロックギターを聴かせた「ロックと味噌」が、2014年冬の発売に向けて熟成中で、“ロック系味噌”の登場や味噌汁の魅力を伝えるべくこのキッチンカーが制作されたという。
同社代表取締役社長の青木時男氏は、「“嫁さんは美味しい味噌汁作れる人と決めてるんだ”と歌う味噌汁’sの新たなインスピレーションを加え、味噌とロックの融合で、いままでにない新しい味噌汁を生む」と意気込む。
長野の味噌蔵にある約2000トンの味噌に、日本童謡の代表曲「ふるさと」をロックギターで聞かせた「味噌汁's」ギター担当のポール氏は「大自然のなかにある味噌樽での演奏は、いつもよりリバーブがかかって新鮮。味噌が何らか変化してくれるとうれしい」と語っていた。
鼻メガネをかけたマルコメ君を大胆に描いたキッチンカーは、同フェスでのお披露目のあと、さまざまな街を駆ける。味噌樽の前で抗菌白衣を着用し、轟音エレキで味噌に刺激を与えるポール氏の姿は、動画共有サイトで閲覧することができる。