近鉄観光特急『しまかぜ』、無線LANサービスを導入…10月10日から

鉄道 企業動向
10月10日から近鉄の観光特急『しまかぜ』で無線LANサービスを開始。走行中の前方映像(左)や観光情報(右)など独自の映像コンテンツを配信するほか、インターネット接続サービスも提供する。
10月10日から近鉄の観光特急『しまかぜ』で無線LANサービスを開始。走行中の前方映像(左)や観光情報(右)など独自の映像コンテンツを配信するほか、インターネット接続サービスも提供する。 全 2 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は9月4日、観光特急『しまかぜ』に無線LANを使った映像コンテンツ配信サービスなどの新サービスを導入すると発表した。京都発着の『しまかぜ』が運行を開始する10月10日から開始する。

『しまかぜ』車内に無線LAN通信設備を設置し、現在は個室とカフェの映像ディスプレイで見ることができる映像コンテンツを配信する。無線LANに対応したスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で、走行中の前方映像や沿線の観光情報などを見ることができる。同時にインターネット接続サービスも開始。一部の区間を除き、無料でインターネットを利用できる。

カフェでは新たなメニューとして、シェラトン都ホテル大阪(大阪発着便)や京都北山マールブランシュ(京都発着便)、お菓子職人おとべ(名古屋発着便)など近鉄沿線の名店スイーツが登場する。また、カフェ・ワゴン販売の決済にICOCAやSuicaなどの交通系ICカードを利用できるようになる。ただしPiTaPaは利用できない。

《草町義和》

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