名村造船所、ばら積み運搬船「TAIYO」を命名・引渡し…国内電力会社向け石炭輸送に従事

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名村造船所、9万2000トン型ばら積み運搬船「TAIYO」を竣工
名村造船所、9万2000トン型ばら積み運搬船「TAIYO」を竣工 全 1 枚 拡大写真

名村造船所は、伊万里事業所(佐賀県)で建造していた9万2000トン型ばら積み運搬船「TAIYO(泰洋)」の命名・引渡式を実施した。

船は、国内電力バース向け電力炭の輸送効率を高めることを目的に開発した「パワーマックス」シリーズ第11番船。同シリーズのCSR規則適用第7船目となる。

従来のパナマックス船型に比べ載貨重量トン数を増やし、より多くの貨物を積める経済性を持つ。風波により厳しい係船状態となる可能性のある日本海側の国内電力バースへの配船も考慮した係船設備とした。荷役効率を向上させるため、大容量のバラストポンプを搭載する。

独自開発の「Namura flow Control Fin(NCF)」や「舵付きフィン(Rudder Fin)」を装備し、推進性能の向上と燃料消費量低減を図った。環境面を考慮し、主機関と発電機関は海洋汚染防止条約(MARPOL条約)によるNOx排出規制Tier1に適合した機種を採用している。

スターンチューブシーリング装置としてはエア式シーリング装置、ビルジ排出装置には油水分離機・モニターを装備しており、環境面・安全面を充実した。バラストタンク新塗装性能基準(IMO PSPC-WBT規則)を適用し、バラストタンクの腐食防止を図ることで、船舶の安全性を高めている。

船は、主に日本各地の電力会社向け石炭輸送に従事する予定。命名後、インドネシアに向けて処女航海の途についた。

《レスポンス編集部》

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