ドバイ空港公社、アール・マクトゥーム国際空港の拡張計画を本格実行へ…事業費は3兆円超

航空 企業動向
アール・マクトゥーム国際空港公式ウェブサイト
アール・マクトゥーム国際空港公式ウェブサイト 全 4 枚 拡大写真

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ空港公社は9月8日、ムハンマド・ドバイ首長がプロジェクト「ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)」の中心を担うアール・マクトゥーム国際空港の拡張計画を承認したと発表した。

総事業費は320億ドル(約3兆4000億円)。事業の一部は、年間1億2000万人の利用とエアバスA380型機100機の同時受け入れが可能なサテライトビル2棟の建設。工期は6~8年。旅客の利便性を意識し、搭乗までの手続き・ターミナル内の移動時間の短縮を図る。

拡張計画の位置付けは「未来に向けた極めて重要な投資」(グリフィス・最高経営責任者)。地元経済を支える航空セクターは、旅客数・貨物量の増加により、2020年までにGDP(国内総生産)の3割弱を占める見通し。また、空港公社はエミレーツ航空が20年代中頃をメドにDWCへ拠点空港機能を移転すると想定している。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る