アリアンスペース、2016年にスカパーJSAT通信衛星を打ち上げ

宇宙 企業動向
JCSAT-15とJCSAT-16
JCSAT-15とJCSAT-16 全 2 枚 拡大写真

2014年9月9日、アリアンスペース社は通信衛星『JCSAT-15』を2016年にAriane 5(アリアン5)ロケットで打ち上げる契約を締結したと発表した。

【画像全2枚】

日本で多チャンネル放送「スカパー!」の配信などのサービスを行うスカパーJSAT社は、2016年度上期に静止通信衛星「JCSAT-15」を打ち上げる。衛星はスペースシステムズ・ロラール(SSL)社のSSL1300バスを元に製造され、Ku帯のトランスポンダを搭載する。打ち上げ重量は約3.4トン。東経110度の静止軌道上で日本全域、オセアニア、インド洋で放送サービスを行う。現在利用されている「N-SAT-110」の後継機となり、運用寿命は15年以上の予定。

アリアンスペースとスカパーJSATは、1989年に全身である日本通信衛星株式会社が日本初の民間通信衛星「JCSAT-1」をアリアン 4ロケットで打ち上げて以来、協力関係にある。SSL社はJCSAT-15に続いて同型の「JCSAT-16」を製造しており、打ち上げロケットの選定についてはまだ発表されていない。

《秋山 文野》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る