医療機器の米アボット、眼内レンズ製造工場を開設…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

医療機器・医薬品などの製造を手掛ける米アボット・ラボラトリーズは、ケダ州クリム・ハイテク・パーク(KHTP)に白内障患者向けの眼内レンズ製造工場を開設した。開所式にはムクリズ・マハティール州首相も出席した。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

眼科関連製品・サービスを提供する子会社、アボット・メディカル・オプティックス向けで、投資額は6000万米ドル(1億9140万リンギ)。白内障の手術は今年、世界全体で2270万件行われると見込まれており、2019年には2710万件まで増加すると予想されている。マレーシアだけでも今年10万5000件の白内障手術が行われるとみられる。新工場建設により拡大する需要に応える。

KHTPは1996年にオープンし、米インテルや富士電機、米ファーストソーラー、シルテラなどが入居している。

伊藤 祐介

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