Apple Watchと同じ思想を、セガが14年前に先取りしていた?

エンターテインメント 話題
ドリームキャスト
ドリームキャスト 全 2 枚 拡大写真

アップルが米カリフォルニア・クパチーノにて、腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch」を発表し、大きな話題を呼びました。

「Apple Watch」はiPhoneやiPadといったiOS8を搭載可能な製品と連携し、iOS端末で受信したメッセージやメールのみならず、天気や地図といった情報を表示させることができます。腕時計型となっているため、身に着けることで気軽に様々な情報にアクセスできる利便性などに注目が集まっています。しかし今を遡ること14年前、セガはドリームキャストを介する形で、ウェアラブルによるインターネット構想を提示していました。

2000年2月にセガが発表したリリースによれば、RFID(非接触型記憶チップ)を内蔵した腕時計「Swatch Access」と「ドリームキャスト」を連動させることで、指示されているインターネットサイトへのアクセスを可能とするといったものでした。また「Swatch Access」の内部デ-タは読み書きが可能なため、ゲ-ムなどの各種エンタ-テイメントとの連動や、各種交通機関・アミュ-ズメント施設・イベント・スキ-場等の各種施設を利用する際のサイバ-パス(チケット)としての可能性に関しても触れています。

こういったサービスの形態は、ご存じの通り様々な形で実現しています。当時考えられていた構想は正しく、まさに時代を先取りしたセガの挑戦だったと言えるでしょう。アップルより14年も前に、腕時計とインターネットを繋げたセガ。その柔軟な発想力は、今後もその発展に活かされていくことでしょう。

(C)SEGA

「Apple Watch」発表の14年前、腕時計とインターネットの連動を「セガ」は“先取り”していた

《臥待 弦(ふしまち ゆずる)@INSIDE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る