ロシア 新車販売、25.8%減…トヨタ が4位に浮上 8月

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トヨタ カローラ 新型
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欧州ビジネス評議会(AEB)は9月8日、8月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。商用車を含めた総販売台数は、17万2015台。前年同月比は25.8%減と、8か月連続で前年実績を下回った。

ブランド別トップは引き続き、ロシア自動車大手、アフトワズの乗用車ブランド「ラーダ」。8月は2万6467台を売り上げたものの、前年同月比は32%減と、18か月連続で前年実績を割り込む。販売の主力は『Granta』で、前年同月比20.7%減の1万1860台。

2位は引き続き、韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズ。しかし、8月は1万3644台にとどまり、前年同月比は20%減と、5か月連続で減少した。コンパクトカーの新型『リオ』が、前年同月比16.2%減の5999台と、2か月連続のマイナス。

3位はヒュンダイモーターで、7月の4位から上昇。その販売台数は1万3416台で、前年同月比は6%減と、4か月連続で前年実績を下回った。小型セダンの『ソラリス』(海外名:『アクセント』)が、前年同月比5.8%増の9086台と、2か月連続で増加する。

トヨタは4位に入り、7月の5位から浮上。8月は1万2722台を販売。前年同月比は8%減で、5か月連続で前年実績を割り込む。『RAV4』が23.6%減の2709台と、4か月連続のマイナス。新型を投入した『カローラ』は、8月は20%減の2258台と、2か月ぶりのマイナスとなった。

5位はルノーで、7月の3位から後退。8月実績は、前年同月比18%減の1万2388台と、6か月連続のマイナス。『ダスター』が、前年同月比21.2%減の4376台と、4か月連続のマイナス。『ロガン』は9.4%増の4390台と伸びた。

6位は日産で、変わらず。8月は1万1061台にとどまり、前年同月比は5%減と、2か月連続の前年実績割れ。新型『アルメーラ』が、前年実績のおよそ2.8倍の3822台と好調を維持。『キャシュカイ』は、22.9%減の2537台と、2か月連続で減少。

7位は、引き続きフォルクスワーゲン。8月は8604台にとどまり、前年同月比は34%減と、5か月連続で前年実績を下回った。主力の『ポロ』が3979台を売り上げたものの、前年同月比は27.5%減と、5か月連続で前年実績を下回っている。

8位は7月同様、GMのシボレー。その販売台数は7952台で、前年同月比は50%減と8か月連続の前年割れ。SUVの『ニーバ』は39.7%減の2562台と、7か月連続のマイナスとなった。

《森脇稔》

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