【国際物流総合展14】世界初の自転車輸送ケース、強化段ボールで傷がつかず

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
コスモ紙商事が10月から発売する自転車輸送ケース「バイク・サンド」
コスモ紙商事が10月から発売する自転車輸送ケース「バイク・サンド」 全 2 枚 拡大写真

ここ数年、本格的な自転車を楽しむ人が増え、なかには輪行して遠くに運んで乗る人も少なくない。しかし、輪行バックで運ぶと、ちょっとした拍子に何かにぶつけて自転車を傷つけてしまうことも多い。そんななか、自転車を傷つけることなく運べるケースが登場した。

コスモ紙商事(本社・東京都千代田区)が10月から販売する自転車輸送ケース「バイク・サンド」がそれだ。強化段ボールを使用し、自転車をゴムで固定して吊すようになっている。そのため、ケースを地面においても、自転車が地面に接触することはない。また衝撃を与えても、固定されているので、こすれて傷つくことはない。こんな自転車輸送ケースはこれまで世界になかったそうだ。

「たまたま取引先の社長の息子さんが自転車乗りで、普通の輪行バックだと、自転車を傷めるので、いいものものができないかと考えたものなんです。非常に頑丈で、宅配便や航空便で運んでも大丈夫です」と同社関係者は話す。

現在、オリンピックのジュニアユースの世界遠征で使ってもらうなど、いろいろな耐久試験をしているそうだが、問題は全く起こっていないという。価格は2万2000円。同社では全国で普通の人が参加できる自転車レースが増えていることから、この製品に期待しているそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る