【トヨタ i-ROAD グルノーブル実証実験】メンテナンスはどうする? 事故の修理は?

自動車 ニューモデル モビリティ
トヨタ・i-ROAD
トヨタ・i-ROAD 全 5 枚 拡大写真

フランス グルノーブルで10月よりスタートする超小型EVシェアリング社会実験ではトヨタ自動車の『i-ROAD』とトヨタ車体の『COMS』がそれぞれ35台、3年間にわたり運用されることになっている。

とくにi-ROADは、これまでも日本国内でモニター実験がおこなわれてきたが、その台数は豊田市で3台程度、東京でも10台程度。グルノーブルはそれよりも3倍以上多い。そして3年という期間も未知の世界。信頼性やトラブル時のメインテナンスは気になるところだ。

i-ROADのチーフエンジニアで、トヨタ自動車製品企画部の谷中氏は「信頼性のテストを入念におこない、耐久性についても万全を期している」と断言する。日常の点検やメンテナンスについては、すでにカーシェアリングで実績のあるパートナー企業シテ・リブが請け負うという。万が一の事故や破損など修理が必要な場合は「しばらくは日本から来たスタッフがこの地にとどまり、修理作業などに携わる予定」とのことだ。

またIT・ITS企画部スマートコミュニティ室長の原年幸氏によれば、「地元のレクサス店がi-ROADの重整備を担当することになっており、いままさに整備についてのトレーニングを実施している」と述べ、サポートについても万全の体制で臨んでいると強調した。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る