中国吉利、フォーミュラ4 に2.0リットルエンジン供給へ…2015年

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中国吉利がエンジンを供給するフォーミュラ4マシン
中国吉利がエンジンを供給するフォーミュラ4マシン 全 3 枚 拡大写真
中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ。以下、吉利汽車)は9月11日、FIA(国際自動車連盟)の「フォーミュラ4」レースシリーズに、エンジンを供給すると発表した。

吉利汽車は、中国・浙江省に本拠を置く民族資本の自動車メーカー。1986年に設立され、1997年から自動車事業に参入した。2003年からは、海外市場への輸出も開始。親会社の浙江吉利控股集団は2010年、フォードモーターからボルボカーズを買収したことで知られる。

そんな吉利汽車が、モータースポーツの分野でも存在感を発揮。2015年初頭、中国で開始されるフォーミュラ4レースシリーズのエンジンサプライヤー4社のうち、1社に決定した。

吉利汽車が供給するのは、排気量2.0リットルの自然吸気ガソリンエンジン。「ジーリー」ブランドのSUV、『GX7』や、セダンの『EC8』に搭載されている。

吉利汽車のパワートレイン部門を統括するWang Rui Ping氏は、「我々の2.0リットルエンジンは、軽量かつパワフル。モータースポーツと市販車の両方に最適」とコメントしている。

《森脇稔》

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