自工会 柳二輪車特別委員長「苦戦の国内、下期に巻き返したい」

自動車 ビジネス 国内マーケット
二輪車特別委員会記者会見。右から3番目が柳弘之委員長(ヤマハ発動機社長)
二輪車特別委員会記者会見。右から3番目が柳弘之委員長(ヤマハ発動機社長) 全 4 枚 拡大写真

2輪車メーカー4社による日本自動車工業会・二輪車特別委員会の正副委員長が9月17日に都内で記者会見し、国内需要喚起への取り組み状況などを説明した。

委員長であるヤマハ発動機の柳弘之社長は、8月に静岡県浜松市で共催した「浜松バイクまつり」など、ユーザ向けイベントの成果を報告。「若い方からは、今後の取り組みに大変参考になるご意見をいただいた。これからもこうした活動を通じて潜在ユーザーの皆さまに近づきたい」と述べた。

一方、同日公表した今年の国内需要は1-8月で前年同期比0.5%減の30万4000台とほぼ横ばい。国内外メーカーの新製品投入が活発な小型2輪(排気量400ccクラス以上)が前年を10%上回り、消費税増税による大幅減を回避している状況だ。もっとも、柳委員長は「4月以降は苦戦続き」と指摘。「各社の新モデル投入などにより年度下期からは挽回していきたい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る