JAXA、次世代赤外線天文衛星の検討状況…衛星全体の概念検討を開始

宇宙 テクノロジー
次世代赤外線天文衛星(出典:JAXA)
次世代赤外線天文衛星(出典:JAXA) 全 1 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、次世代赤外線天文衛星(SPICA)の計画検討状況を発表した。

SPICAは、解明されていない多くの宇宙の謎の中でも,特に「銀河誕生のドラマ」、「惑星系のレシピ」を探る次世代赤外線天文衛星で、日本と欧州による国際共同ミッションとして2020年代中期の打上げを目指している。

SPICAは、2008年の宇宙理学委員会における競争的プロセスの結果ミッション選定され、日欧の国際協力で実現するため、計画準備を進めてきた。

宇宙科学研究所(ISAS)では、宇宙科学・探査ロードマップにおける「戦略的中型計画」の1番目に位置付けることが妥当としている。現在、確実に計画を進めるための先行技術検討や、日欧の開発分担についての国際調整を進めている。検討状況は宇宙理学委員会で報告するなどして、情報共有を図っている。

今後、計画決定に向けた研究段階として、衛星全体として整合性の取れた概念検討をESAジョイントスタディで行うなどの活動を進めていく予定。

《レスポンス編集部》

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