マツダは18日に開幕したジャカルタモーターショー(インドネシア国際モーターショー)で、日本でも発表されたばかりの新型『デミオ(海外名:マツダ2)』を公開した。連日の報道や、海外でのニュースも目にする機会が多いが、意外なことにモーターショーでの展示は今回のジャカルタモーターショーが初。
新型デミオは、『CX-5』、『アテンザ』、『アクセラ』に続き、新世代技術「SKYACTIV」と「魂動」デザインを採用する第4弾モデルで、「クラスの概念を打ち破る」ことを目標に開発がおこなわれたコンパクトカー。デミオとしては4世代目にあたる。日本では小型乗用車のエントリーモデル的な位置づけだが、インドネシア市場では1クラス上のプレミアムコンパクトとなる。
マツダはデミオの訴求ポイントとして、SKYACTIVテクノロジーがもたらす走行性能に基づいた「走る歓び」を掲げ、「これがインドネシアのハッチバック市場を牽引するものとなる」と息巻く。マツダにとってインドネシアは日本に次ぐ一大マーケット。「ASEANを含め最も注力していく市場だ」とした。
今回のショーでは、デミオに搭載される1.5リットルエンジンを含め、カットモデルを展示しSKYACTIV技術を訴求。このほか、アジア専用MPV『VX-1』のオートマチックトランスミッション搭載車を紹介した。