【新聞ウォッチ】狙われたJALマイレージ会員、最大75万人の顧客情報が流出

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年9月25日付

●日中経済改善に意欲、中国副首相、訪中団と会談(読売・10面)

●日航最大75万人情報流出、氏名、勤務先など、香港に送信記録(読売・39面)

●温暖化対策米中前向き、気候サミットで新枠組み、来年合意の目標確認、日本、目立つ出遅れ(朝日・4面)

●「ダイエー」店名消滅へ、イオン完全子会社化で、18年度めど(朝日・8面)

●整備新幹線前倒しへ4案、政府・与党焦点の財源、議論(朝日・9面)

●車部品欧州大手を傘下に、パナソニック新分野加速(日経・1面)

●消費増税直後の好調のからくり、軽で「未使用車」膨らむ、「4強」競合で値崩れ(日経・2面)

●商用車も自動運転競う、ダイムラーがモデル公開(日経・7面)

●アルパイン年30円配当、17年3月期、配当性向30%に、車載器好調(日経・15面)

ひとくちコメント

約2800万人もの会員をもつ「JALマイレージ」の個人情報を管理するコンピューターシステムに不正なアクセスがあり、最大で約75万人分の個人情報が漏えいした可能性があるという。

日本航空が発表したもので、きょうの各紙が社会面で大きく取り上げている。

それによると、流出した情報には会員の氏名や住所、生年月日、メールアドレスなどが含まれているそうだが、会員のパスワードやクレジットカード番号の漏えいは確認されていないという。

9月19日には、顧客情報管理システムにアクセスが集中し、反応が遅くなる不具合が発生。詳しく調査したところ、パソコンに、顧客情報を抜き出して香港のIPアドレスのサーバーに送信するプログラムが仕込まれていたことが判明したという。不正アクセスは7月30日以降に始まり、8月18日から個人情報が漏えいした可能性があるという。

個人情報の漏えいではベネッセが最大で2070万件という大規模の持ち出しが問題となったほか、最近では日産自動車やリクルートなどでも特定のシステムを狙った不正のアクセスが発覚するなど後が絶たない。日航ではウイルス対策ソフトを各パソコンに導入していたが、感染を防止できなかったそうだ。

《福田俊之》

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