マツダ財団、2014年度の研究助成を決定…合計30件、総額3600万円

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マツダ財団は9月25日、2014年度の研究助成を決定した。

同財団が研究助成を募集したところ、今年度は、全国の大学・研究機関などから、過去最高となる437件の応募があり、その中から「科学技術振興関係」として25件に助成金額3200万円を、「青少年健全育成関係」として5件に助成金額400万円の研究助成を決定した。助成は合計30件、総額3600万円となる。

また、財団設立30周年を記念し、今年度より「マツダ研究助成選考委員奨励賞」(科学技術振興関係)の授与を決定。科学技術振興関係の助成対象の中から、若手研究者の特に優れた研究4件に対し、マツダ研究助成選考委員奨励賞を授与し、副賞として研究助成金50万円を追加助成する。

マツダ財団が重点をおく「循環・省資源に貢献する研究」としては、今後の水素エネルギー利用技術を支える新たな水素分離膜の作製・評価に取り組む「アニオンドープにより Si 員環構造を制御した新規水素分離膜の創製」(広島大学)などが選ばれた。

また、今回新設の「マツダ研究助成選考委員奨励賞」では、社会への貢献が大いに期待されるテーマであるとして、医工連携による「マイクロ流体デバイスの新規動作原理と微量血液分析デバイスの研究」(山梨大学)などが選ばれた。

青少年健全育成の研究助成では、「小規模グループケアにおける職員の人材育成モデルの構築」(広島国際大学)や、「対人不安症状に対する複数のヒト型ロボットを用いた集団療法」(福井大学)などが選ばれた。

《纐纈敏也@DAYS》

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