ジェットエアウェイズは23日、エアアジアに対抗し同じルートの航空券を諸税込908ルピーという価格で販売すると発表した。
これに対しエアアジアは同日、ジェットエアウェイズの価格を下回る690ルピーという料金を発表したが、出発日は来年1月中旬までとした。
この価格が適用される路線はバンガロールからチェンナイおよびチャンディーガル、コチ、ジャイプール間となっており、エアアジアにおいては予約期間は10月5日まで、旅行期間は1月15日以前となっている。
ジェットエアウェイズは7月にスパイスジェットに奪われた業界2位の座を取り戻したばかりである。
また5月にはエアアジアがインド初となる6月12日の就航便への予約開始の数時間前に、バンガロール-チェンナイ間、バンガロール-ゴア間の料金を値下げした。
こうした価格競争は市場の動向に興味深い影響を与えたが、高まる需要に対して決定的なインパクトを与えるには至らなかったとエコノミックタイムスは伝えている。