【計量計測展14】給油時に発生する蒸気を回収して再利用する画期的な計量機…タツノ

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タツノのガソリン計量機「TOWER-NX D70」
タツノのガソリン計量機「TOWER-NX D70」 全 2 枚 拡大写真

ガソリンを給油する時、給油量の約0.1%が蒸気(ベーパー)として大気中に放出されている。例えば、月243キロリットルのガソリンを販売しているスタンドの場合、年間約2786リットル、ドラム缶約14本分のガソリンを損失している計算になる。

そのベーパーを液化回収して、再びガソリンとして給油できる計量機「TOWER-NX D70」を出展したのがタツノだ。同社は世界三大ガソリン計量機メーカーで、この計量機は世界初のものとして世界中から注目されているという。

「ノズルの部分にカバーがついていて、そこからベーパーを回収するようになっているんです。しかも、鼻につくガソリン臭がほとんどしなく、引火の危険性もほとんどないので非常に安全な計量機と言っていいでしょう」と同社関係者は説明する。

すでに100カ所のスタンドに設置済みで、高い評価を受けているそうだ。同社関係者は今回の展示会を通して、この計量機の認知度を高め、一層の普及を進めていこうと考えている。

《山田清志》

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