JR東日本E129系、10月8日から試運転開始…新潟地区の新型車両

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10月8日から試運転が始まるE129系電車のイメージ。2両編成30本と4両編成25本の合計160両が製造される。
10月8日から試運転が始まるE129系電車のイメージ。2両編成30本と4両編成25本の合計160両が製造される。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本新潟支社は9月24日、総合車両製造所(J-TREC)新津事業所で製造中のE129系一般形直流電車について、今後の予定などを発表した。10月8日から試運転を始める。

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E129系は、新潟地区で運用されている115系電車の置換えを目的に開発された新型車両。同地区での運用を考慮した耐寒耐雪構造となっており、半自動の客用ドアを片側に3カ所設ける。115系と比較して半分の消費電力量で走行できるほか、車内照明も全てLED化して消費電力を従来の蛍光灯の約6割に抑える。車内設備はユニバーサルデザインを考慮したものとし、車椅子に対応した大型トイレの設置や車内外の情報案内装置の充実、座席幅の拡大などを図る。

営業線での試運転は10月8日から、信越本線の新津~羽生田間で4往復実施。10月15日からは、上越線渋川~宮内間と信越本線直江津~新潟間、越後線柏崎~新潟間、弥彦線弥彦~東三条間、羽越本線新津~村上間、白新線新潟~新発田間で行う予定だ。

また、10月11日には新潟支社とJ-TREC、第一建設工業の3社合同によるJ-TREC新津事業所の公開イベント「レールフェスタ in にいつ2014」において、外観が一般に公開される。

《草町義和》

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