プロトン、小型ハッチバック アイリス 発表…プロドゥア マイヴィ に挑む

エマージング・マーケット 東南アジア
プロトン、小型ハッチバック アイリス 発表…プロドゥア マイヴィ に挑む
プロトン、小型ハッチバック アイリス 発表…プロドゥア マイヴィ に挑む 全 1 枚 拡大写真

マレーシア国民車メーカーのプロトン・ホールディングスは25日、ペラ州のタンジョン・マリムにある「プロトン・シティー」で新型コンパクトカー、5ドアハッチバックの『アイリス』を発表した。

アイリスは、プロトンが世界戦略車として開発したもので、エンジン排気量は1.3リットルと1.6リットルの2種類を用意。「スタンダード」、「エグゼクティブ」、「プレミアム」の3グレードを設定し、車体カラーは7色を揃えた。ABSやEBDなどの安全装備、エアバッグ、アルミホールを標準装備している。燃費は1.3リットルMT車で最高15.2km/リットルを達成した。

価格は最も安い「スタンダード」1.3リットルのMT車(ソリッド・カラー)で4万2438リンギ。最高級の「プレミアム」1.6リットルのAT車(メタリック・カラー)で6万2888リンギとなっている。

プロトンは、これまで同じ国民車としてプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)とは住み分けを図ってきたが、今回初めてプロドゥアのベストセラーモデル『マイヴィ』とぶつかる。価格はほぼマイヴィと同等で、装備の良さを武器にマイヴィの牙城に挑む。

プロトンはアイリス発売に合わせ、27、28日にセランゴール州シャアラムにある「プロトン・センター」で一般を対象としたカーニバルを開催する。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
  5. ダイハツの原点『ミゼット』、未来の姿を提案へ…ジャパンモビリティショー2025
  6. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
  7. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  8. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  9. 動くものも動かないものもカーボンニュートラルに、「家産家消」を実現するニチコンの「トライブリッド製品」とは…ジャパンモビリティショー2025PR
  10. 【メルセデスベンツ GLCクーペ 新型試乗】最も売れたベンツ、その走りは「気持ちに訴えかける味わい」だった…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る