阪急・阪神「梅田1丁目1番地」ビル、10月1日着工へ

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梅田阪急ビル(阪急うめだ本店)側から見た新ビルの完成イメージ。地上38階で高さは約190mになる。
梅田阪急ビル(阪急うめだ本店)側から見た新ビルの完成イメージ。地上38階で高さは約190mになる。 全 2 枚 拡大写真
阪神電気鉄道と阪急電鉄は9月25日、大阪神ビルディングと新阪急ビルを建て替える「梅田1丁目1番地計画」について、10月1日から工事に着手すると発表した。2022年春頃の完成を目指す。

この計画は、国道176号(御堂筋)の阪神前交差点(大阪市北区)付近にある大阪神ビルディング(阪急百貨店)と新阪急ビルを「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」に建て替えるもの。両ビルの間にある道路の上方空間も使用して一体化させる。

新ビルの敷地面積は約1万2200平方mで、高さが約190m(地下3階・地上38階)。延床面積は約25万7000平方mで、地下2階~地上9階を百貨店ゾーン(約10万平方m)、地上11~38階をオフィスゾーン(約14万平方m)とする。このほか、道路上空を利用することで創出される空間を活用したカンファレンスゾーン(約4000平方m)も地上11階に整備する。

工事は「I期工事」と「II期工事」に分けて行われる計画となっており、10月1日に着手するのはI期工事。まず新阪急ビルの解体工事を実施し、続いて2015年春頃から大阪神ビルディング東側の解体工事を行う。その後、同年秋頃から新ビルI期部分の工事に着手。2018年春頃にはI期工事が完了し、新百貨店の一部がオープンする。

II期工事は2018年春頃から着手。大阪神ビルディング西側の解体工事を実施し、2019年春頃から新ビルII期部分の新築工事も始まる。新百貨店は2021年秋頃に全面オープンとなり、2022年春頃にはオフィス部分を含む全ての工事が完了する予定だ。

《草町義和》

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