【新聞ウォッチ】御嶽山噴火の恐怖…死亡4人心肺停止27人、重軽傷40人

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御嶽山の噴火で救助活動にあたる自衛隊
御嶽山の噴火で救助活動にあたる自衛隊 全 4 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年9月29日付

●「自動運転ナビ」へ3D地図開発ゼンリン(朝日・4面)

●夢乗せて50年、東海道新幹線開業から50周年(朝日・20面)

●クルマ館「意のままに」操れる、レクサスNX(毎日・8面)

●4人死亡27人心肺停止、御嶽山噴火、陸自・警察など21人救助(産経・1面)

●話の肖像画、益子修・三菱自動車会長、家族が誇りを持てる会社に(産経・6面)

●女性の年収”満足ライン”400万円、正社員への転職希望者(産経・28面)

●土井たか子氏死去、85歳、元社民党党首、女性初の衆院議長(日経・1面)

●MRJ18年メド1000機受注、三菱重工、アジアで売り込み(日経・11面)

ひとくちコメント

時速100キロというスピードがどんなに速いのか。高速道路をクルマで走れば体感できるが、火山からの噴煙の流れがそのスピードで迫ってくれば、どんなに健脚でも逃げ切るのは不可能だろう。

長野県と岐阜県境にある御嶽山が噴火し、大勢の死傷者が出た。きょうの各紙は「御嶽4人死亡27人心肺停止、重軽傷40人」 (読売)などと1面トップなどで大きく報じている。紅葉のシーズンで晴天に恵まれた土曜日昼の突然の噴火ということも多くの犠牲者につながった。。

御嶽山の噴火活動について、専門家などで組織する火山噴火予知連絡会は「噴火は地下水がマグマに熱せられて起こる火砕流を伴う『水蒸気噴火』だった」と指摘したうえで、「今後も同じ程度の噴火が発生する可能性がある」という見解を示したという。

“噴火の恐れ”が続けば、地元の生活に大きな影響を与えることになる。産経は「噴火を受けて木曽町のホテルや旅館などの宿泊施設ではキャンセルが相次いだ」と伝えている。また、毎日によると、御嶽山のような24時間監視する活火山は全国で47火山にものぼるそうだが、「その周辺の市町村の防災対策は遅れ,地域ごとの格差も目立つ」と指摘する。

最近は登山とは無縁と思われていた「山ガール」も増えて、ファッションなどもカラフルになっている。噴火の恐怖で登山ブームに急ブレーキがかかるのが心配だ。

《福田俊之》

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