日産川口専務、消費増税後の販売「10月以降持ち直してくるのでは」

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日産自動車 川口均 専務執行役員
日産自動車 川口均 専務執行役員 全 3 枚 拡大写真

日産自動車の川口均専務執行役員は10月1日に都内で開いた会見後、報道陣の囲み取材に応じ、消費増税後の販売動向について「足元は厳しい」としながらも、「10月以降持ち直してくるのではないか」との見方を示した。

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川口専務は「(消費増税前の)駆け込み需要で受注が相当上がって、受注残を多く残して4月1日をまたいだ。その供給が間に合わなかった分を4月以降、供給して、それが一見、市場を押し上げていた部分があった。だけどその後、当然消費税の引き上げ分の悪影響が出てきている状況にある」と指摘。

その一方で「ただ現場の感覚は徐々に回復に向かっているというのがあって、これから新型車の波があるかと思うが、秋の商戦に向かって立ち直ってくるのではないか。足元、7月、8月、9月と厳しい感じがあったが10月以降持ち直してくるのではないか」と述べた。

さらに「我々は消費増税分に見合った形で自動車取得税の引き下げ、環境性能の高いクルマに対するいろいろな税制上の恩典の拡充を政府にやって頂いているので、その効果がこれからでてくると思う。一旦山高く、少し谷があったが、徐々に持ち直してくる過程にあると思う」と語っていた。

《小松哲也》

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