【パリモーターショー14】VW パサート に「GTE」…PHVで燃費50km/リットル以上

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新型 フォルクスワーゲン パサート のGTE(パリモーターショー14)
新型 フォルクスワーゲン パサート のGTE(パリモーターショー14) 全 12 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、新型『パサートGTE』をワールドプレミアした。

同車は同じく、パリモーターショー14で初公開された新型『パサート』に設定されるプラグインハイブリッド車(PHV)。パサートにPHVが用意されるのは、新型が初めて。

車名はパサートGTE。フォルクスワーゲンは2014年3月、ジュネーブモーターショー14において、新型『ゴルフ』のPHV、『ゴルフGTE』を設定。これと同様の車名が、新型パサートのPHVにも冠された。ボディタイプは、セダンとワゴンの「ヴァリアント」の2種類。

パサートGTEのPHVパワートレインは、エンジンが直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力156psを発生する。これに、最大出力115psのモーターを組み合わせる。二次電池は、蓄電容量9.9kWhのリチウムイオンバッテリー。

システムトータルでは、218psのパワーと40.8kgmのトルクを引き出す。トランスミッションは6速デュアルクラッチ「DSG」。0-100km/h加速は8秒、最高速は220km/h。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行可能。この効果もあり、欧州複合モード燃費50km/リットル以上、CO2排出量45g/km以下の優れた環境性能を実現した。

パリモーターショー14のプレスカンファレンスには、フォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長が登場。「パリモーターショー14は、フォルクスワーゲングループにとって、変革への準備が整ったことを示す場。パサートGTEなどの環境対応車は、全て量産化する」と語っている。

《森脇稔》

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